病院から走って飛び出してきた櫻は、泣いていた。
龍聖の悪口を言われたのも気に触ったが、それ以上に悲しかったのは、イルミネーションを二人に見せるために頑張ってくれた、龍聖の気持ちを踏みにじられた事。
和樹君も、龍聖君にお世話になってるんだよ…………
なんであんな悪口が言えるの?
和樹君ならわかってくれるよね…………
私がなんで怒ったのか…………
病院の玄関から少し出た所で、誰かにぶつかった。
いや、受け止められたという方が正しい。
突然誰かの胸板にぶつかって、体を包み込まれ感覚がする櫻が、顔を見上げた。
「えっ?」
「どうした?なんで泣いてるんだ…………?」
そこにいたのは龍聖だった。
龍聖の悪口を言われたのも気に触ったが、それ以上に悲しかったのは、イルミネーションを二人に見せるために頑張ってくれた、龍聖の気持ちを踏みにじられた事。
和樹君も、龍聖君にお世話になってるんだよ…………
なんであんな悪口が言えるの?
和樹君ならわかってくれるよね…………
私がなんで怒ったのか…………
病院の玄関から少し出た所で、誰かにぶつかった。
いや、受け止められたという方が正しい。
突然誰かの胸板にぶつかって、体を包み込まれ感覚がする櫻が、顔を見上げた。
「えっ?」
「どうした?なんで泣いてるんだ…………?」
そこにいたのは龍聖だった。


