幼馴染み~初恋物語~

「姉ちゃんどこ見て歩いてんの?服が汚れたから、困っちゃうんだけどな~?」

相手は金髪の男と、茶髪の男の二人組。

年齢は二十歳前後で、チャラチャラと光り物を身に付けていて、いかにもナンパに来ました。と言わんばかりの男だった。

「すいませんっ!!急いでたんで…………」

「ちょっとこっちで話そっか?」

男達に言われるままついていくと、商店街の路地に連れていかれた。

華やかな商店街の路地は、店の人の出入口としか使われておらず、人が1人通れるほどしか広さがない狭さ。

それに真っ暗で、外から見てても、何をしているのかよく見えないほど。

「謝ってもらっても、クリーニング代にならないんだよねぇ?」

「クリーニング代…………?おいくらですか?」

「うーん。この服って海外のブランド物だからシミになったらもう着れないんだよね?家に行ってお母さんに30万円ぐらい払って貰おっかな~?」

男達はニコニコと笑って優しく話しているが、明らかに恐喝だった。