幼馴染み~初恋物語~

櫻が家に帰ると一人で悩んでいた。

和樹にサッカーをさせてあげたい。

学校生活も楽しく過ごさせてあげたい。

もしこのまま学校が楽しくない場所になってしまえば、学校に来なくなって、夜遊び中心の生活に戻るかもしれない。

でも、龍聖達の言い分もわかる。

龍聖達の言うように、部員達とうまくいかなくて、また和樹が学校に来なくなってしまえば、櫻の努力は水の泡である。

私が龍聖君と付き合えば…………

私が我慢すれば、和樹君は喜んでくれるのかなぁ…………

いくら考えたって答えが出ない櫻は、夜に和樹の家に行った。

ピンポーン♪

「櫻?どうしたんだよ?」

「ちょっと話があって来たんだよっ!!ちょっとだけ公園まで来てくれる?」

明るく振る舞っているが、胸が苦しくてたまらない櫻。