幼馴染み~初恋物語~

それから3日後。

部活から帰って来た櫻は毎日の日課である【ただいま~】とトークあアプリで送った。

すると健一から電話がかかってくる。

んっ?

なんだろう?

いつもなら、トークアプリで【電話していい?】とどちらかが確認してから、電話をするのだが、今日は突然の電話。

櫻は少し違和感を感じながら電話に出た。

「もしもし~っ」

「ちょっとだけ話したい事があるから、今から近くの公園に来てくれないかな…………?」

明るい櫻に対して、暗い雰囲気の健一の声。

櫻もなんとなく健一の言いたい事はわかっていた。

同じ学区に住んでいるのに、1ヶ月も会えないのだから、もう健一の気持ちが離れているのでは?という不安があったのだ。

それでもトークアプリで何とか繋ぎ止めようとしていた。

この前の健一先輩…………

ちょっと様子がおかしかった…………

やっぱり別れるのかな…………

「はぃ…………」

消え入りそうな声で櫻が答えて、近くの公園に向かった。