幼馴染み~初恋物語~

少し違和感を感じた櫻だが、気にせずに話を続けた。

「健一先輩は部活と塾で大変ですね?
私は健一先輩みたいに頭が良くないから無理かも知れないけど、できれば一緒の高校に行きたいですっ!!」

「えっ………うんっ。………そうだね?これから頑張れば、充分間に合うよ?」

また何か歯切れが悪い健一だった。

やっぱり何か違うような…………

また何か違和感を感じる櫻。

しかし、いちいちそんな事ばかり気にしていられない。

せっかく久しぶりに健一と会ったのだから、デートを楽しみたい。

風邪でもひいたのか、慣れない高校生活で疲れているのかわからないが、自分が元気にしてあげようとさえ思っていた。