幼馴染み~初恋物語~

二人が抱き合っていると、健一が小さく囁いた。

「櫻ちゃん…………俺じゃ和樹君の代わりはできないかな…………?」

弱っている時に優しく告白されると、心が揺らぐ。

私が辛いとき…………

いつも健一先輩がいてくれた…………

もう初恋は終わったんだ…………

先輩と付き合おう…………

その方がきっと幸せになれると思うから…………

櫻が健一の目を見つめる為に上を向いた。

「健一先輩と付き合えば、和樹君の事は忘れられると思いますか…………?」

「…………うん……櫻ちゃんが和樹君の事を忘れられるぐらい、俺が頑張って幸せにするよ…………」

「よろしくお願いします…………」

櫻は健一の告白を受け入れたのだった。