「あーっ!!今、胸を見てたでしょ~?」
「みっ……みっ……見てないよっ!!」
「フフフッ…………付き合ってるんだから、男の子は見たいと思って当然なんだよ?恥ずかしがっちゃって可愛い~っ」
こんな男女のいやらしい会話なら、どうしても耳を傾けてしまう。
ここに人がいるのに気付いていないの…………?
櫻が苦笑いしながら視線を向けると、暗くてよく見えないが、男女が向かい合っている姿が見える。
苦笑いして櫻をちらっと見た健一も、カップルの方を見ていた。
二人きりの空間にいるつもりの女の子が、同じくらいの身長の男の子の首に両手を回して見つめ合ったまま言った。
「さすがにここで、胸は見せられないけど、キスならしてもいいよ?」
「うん…………」
「じゃあ好きって言ってくれる?」
「好きだよ…………」
二人は木陰で抱き合って唇を重ねた。
「みっ……みっ……見てないよっ!!」
「フフフッ…………付き合ってるんだから、男の子は見たいと思って当然なんだよ?恥ずかしがっちゃって可愛い~っ」
こんな男女のいやらしい会話なら、どうしても耳を傾けてしまう。
ここに人がいるのに気付いていないの…………?
櫻が苦笑いしながら視線を向けると、暗くてよく見えないが、男女が向かい合っている姿が見える。
苦笑いして櫻をちらっと見た健一も、カップルの方を見ていた。
二人きりの空間にいるつもりの女の子が、同じくらいの身長の男の子の首に両手を回して見つめ合ったまま言った。
「さすがにここで、胸は見せられないけど、キスならしてもいいよ?」
「うん…………」
「じゃあ好きって言ってくれる?」
「好きだよ…………」
二人は木陰で抱き合って唇を重ねた。


