「いいの当たってっ!!お願いっ!!」
櫻が当たったのは小さなストラップと、20センチほどの犬のぬいぐるみ。
それでも嬉しくて、犬のぬいぐるみを抱いて、さっきの露店の裏の木陰へと戻ってきたが、まだ誰も戻ってきていない。
露店が並んでいれば、目移りして色々買ってしまうのだから、すぐに誰も戻って来ないもの。
二人きりになった櫻は、健一に嬉しそうに犬のぬいぐるみを見せてお礼を言った。
「健一先輩っ!!ありがとうございますっ!!この犬のぬいぐるみ大事にしますっ!!」
「櫻ちゃんが喜んでくれて良かったよ」
「はいっ!!本当にありがとうございましたっ!!」
深々と頭を下げた櫻に、木陰の向こうから女の人の声が聞こえてきた。
櫻が当たったのは小さなストラップと、20センチほどの犬のぬいぐるみ。
それでも嬉しくて、犬のぬいぐるみを抱いて、さっきの露店の裏の木陰へと戻ってきたが、まだ誰も戻ってきていない。
露店が並んでいれば、目移りして色々買ってしまうのだから、すぐに誰も戻って来ないもの。
二人きりになった櫻は、健一に嬉しそうに犬のぬいぐるみを見せてお礼を言った。
「健一先輩っ!!ありがとうございますっ!!この犬のぬいぐるみ大事にしますっ!!」
「櫻ちゃんが喜んでくれて良かったよ」
「はいっ!!本当にありがとうございましたっ!!」
深々と頭を下げた櫻に、木陰の向こうから女の人の声が聞こえてきた。


