幼馴染み~初恋物語~

夏休みに入った真夏の8月。

櫻はテニス部のメンバーで約束していたキャンプの日。

櫻を入れて、人数男女とも7人ずつ。

電車とバスに揺られて、やって来たのは都会から離れた山の中。

テニス部のメンバーがバーベキューの準備を始めると、櫻も楽しそうに、用意していた野菜を切り始めた。

そこへ健一が櫻の後ろから覗いてくる。

「包丁の使い方上手いじゃん?」

「そうですかぁ?お母さんに比べるとまだまだです。いつもお母さんに教えてもらってるんだけどなぁ…………」

母親の手伝いを何回しても、料理の腕はなかなか追い付けないもの。

「そのうち櫻ちゃんも、お母さんみたいに上手になれるから、頑張ろうな?」

「はいっ!!頑張りまーすっ!!」

その時に見せた櫻のキラキラした笑顔は、男女関係なく好まれる。

健一も、そんな笑顔を見て、ドキッとしていた。