その日の夕方、家に帰るとすぐに和樹は櫻にトークアプリを送った。
【ゴールデンウィークの子供の日って櫻も部活休みだよな?】
それを見た櫻は心底嬉しく思えた。
最近は教室で会えば雑談する程度で、特にプライベートな話など、していなかったから。
休みだから遊びに誘ってくれるの…………?
そんな期待が伺える和樹の返信に、自然と笑みが溢れる。
【うんっ!!休みだよー】
【何か予定入ってる?】
【別に何もないよ?】
【そっか~】
そんな会話が画面に並ぶが、お互いに誘いの言葉はない。
【ゴールデンウィークの子供の日って櫻も部活休みだよな?】
それを見た櫻は心底嬉しく思えた。
最近は教室で会えば雑談する程度で、特にプライベートな話など、していなかったから。
休みだから遊びに誘ってくれるの…………?
そんな期待が伺える和樹の返信に、自然と笑みが溢れる。
【うんっ!!休みだよー】
【何か予定入ってる?】
【別に何もないよ?】
【そっか~】
そんな会話が画面に並ぶが、お互いに誘いの言葉はない。


