幼馴染み~初恋物語~

スーパーの出口の近くで親のレジが終わるのを待っていた二人は、バレンタインコーナーの、アーケードに入った高価なチョコレートを選んでいる同級生を発見した。

上品な母親に手を引かれている、お人形のように可愛らしい隣のクラスの女の子。

高原 穂香(たかはら ほのか)。

お父さんが会社の社長で、学年1のお嬢様。

「愛瑠ちゃん見て……あれって2組の穂香ちゃんじゃない……?」

「うっそーっ!!あのガラスケースのチョコレートって高いんだよ?」

二人が驚いた様子で眺めていると、穂香がアーケードに指を差した。

「ママ~!!このハートの可愛いやつにするーっ!!」

「はいはい、これください」

穂香が可愛らしいフリフリのワンピースを着て、高価そうなチョコレートの紙袋を持って歩いていく。

可愛らしいフリフリの洋服のせいか?

それとも生まれつき上品なのか?

紙袋を持って歩く姿も様になっていた。