とりあえず沖田君の言うとおり土方さん?の部屋に入ったけどもう起きてたら気まずいな…
「し、失礼します…」
返事はない。良かった。まだ寝てるんだ。部屋の中は綺麗に片付いており中央の布団に土方さんがいた。頬には赤く手の跡が残っていた。やっぱりよく見るとかっこいいな。もーちょい近づいてみよう。絹のような黒髪。玉子のようにスベスベの肌。引き込まれるような目…目?
あれ眠ってるはずなのに…って!起きてるじゃん///
土方さんは身じろぎもせずこちらを見つめている。
「ごっごめんなさい殴っちゃって…」
沈黙が流れたままだった。