「俺の言ってる意味…分かる?」 近づいてくる先輩の顔。 「わかる……気がします…多分?」 何となくだけどね。 「ふはっ!多分ってなんだよ…!」 吹き出す先輩。 「だって…まだよくわからないんですもん…。」 正直なことをいう。 「ん。そっか…。ならちゃんと言わなきゃね…。 俺は出会った時から藍ちゃんに惚れてた。だから藍ちゃんに友達以上恋人未満の関係になってって言ったんだ。 藍ちゃんには俺だけを見てて欲しい。 俺だけのものにしたいって思ってる。 俺と…付き合って下さい。」