「何してんだよお前。」 と言って私の痴漢の手をパシッと掴んだのは、どう見てもこの学校の1番のイケメンと言われてる先輩。 「漣先輩…?」 漣先輩は背が高いので見上げた拍子に涙が溢れてしまった。 「は!?え…いや…その…」 「お前この手で何してたか言えよ。」 ドス黒く低い声でそう言うと。その痴漢さんの手をギュウッと掴んだ。 「い、いたいいたい!!すみませんでした!!」 痴漢さんはそう言って走って何処かへ行ってしまった。