なんて自分でも変だなと思うことを言ってみる。 「過去は消せないよ。」 曇りのない眼差しで強くそう言い切ったつん。 知ってるよ…。でもね…。ただ…。消したいだけなの…。 「うん…知ってる。」 あの男に触られた部分を… 私の汚れてしまった身体を… 誰か… 誰か… どうか… 跡形もないように 消してちょうだい…