「そーだったのか…。」



私が独り言のように納得して言うと、つんはいきなり難しそうな顔をした。



悲しそうな切なそうな…。悔しそうな…。やるせなさそうな顔をしたんだ。



私、この顔前にもみた。


「うん…。それはいいんだけどさ…。あんたさ、

中2の時のこと思い出して叫んだんでしょ?」


やっぱり気づいてたか…。



つんは、中学のときから一緒だったので、全ての事情を知っていた。


だから今のつんの顔は、私がレイプされた時と同じ顔をしていたんだ。