「ママー!」 「どうしたのー?愛梨。」 走って私の所に来たのは私の娘。愛梨だ。もう4歳になる。 「パパがいなくなっちゃった!」 「えー?さっきまでパパとかくれんぼしてたでしょ?」 「うん。でもパパさがしたけどいなくなっちゃったの!」 どうやら、愛梨をおどかすためか知らないが、綾斗はどこかにかくれて出てこなくなったらしい。 パパったらまた愛梨が可愛いからって…。