早くもイチャついているカップルが一組。 私と先輩で顔を見合わせて微笑むと、さっそく、 「さ、行くか!」 という綾斗先輩の声に合わせて出発する私達。 「先輩!今日はどこに行くんですか?」 まだ行くところは聞かされて無かった私。どこに行くのかすごくワクワクしながら聞いた。 「んー?それは着いてからのお楽しみ。」 人差し指を唇に当てて言う仕草がカッコ良くて、思わずドキッとした。