「らーん!」 声した方を振り向くと、噂をすれば教室のドアから先輩の顔が覗いていた。 「あ、せんぱいだー。」 「お、あんたのダーリン参上だね。」 ダーリンいうなっていいながら先輩の方にかけよった。 「藍さ、もうすぐ文化祭あるじゃん?」 先輩がきいてきた。 「はい。ありますね。」 「一緒にまわろ?」 おぉー。お誘いだあー。やったー。 「あ、いいですよ。」 一つ返事でもちろん了承。 「よかった。」