つんが出て行ってまた数分たつと、



玄関のチャイムがなった。



「はーい。」




ドアを開けるとそこには私服でカッコいい綾斗先輩がいた。




「藍。迎えにき…たよ…?」




先輩は私を見るなり固まってしまった。



「綾斗先輩?どうしたんですか?」



「可愛いすぎ……。」




「へ?」



先輩は顔を真っ赤にしながら言った。




「先輩にそう言ってもらえて嬉しいです。」



素直な感想を述べると



「もう…勘弁して…。」




と更に顔を赤くしていた。