入学式も終わり、教室に戻ろうと廊下を歩いていると先生が隣に!?!?!?

声…かけなきゃ―――――――――。



「高野せんせっ♡彼女とかいるんですかぁ~?」



声をかけようとした瞬間に他の子に先を越されてしまった。しかもこの子は同じクラスの子。きっと私と同じように、先生に気がある。


「いねーよばか。(笑)」

と言って先生は持っていたファイルでその子の頭を軽くポンってしたんだ。

ズキン

見たくなかったよ…

「光!私たちも話しかけよ!」

隣にいた真輝がそう言って私を引っ張って先生のところまで連れていく。