キーンコーンカーンコーン

チャイムがなり、急いで教室へと戻る。

「光!おはよ!どこ行ってたの~?」

「い、色々……ありまして…」

大きな声では言えないのでごまかすと、真輝はなにかを察したようでにやっと笑った。

「あとでたっぷり事情聴取ね。ふふっ」

それだけ言い残すと真輝は自分の席へと戻っていった。

ガラッ

「はよ~」

先生がいつものように教室に入ってくる。

ドキドキドキドキ

そう言えば私、昨日先生と―――――

「――っ//////」

昨日のことを思いだし、意識してしまって前が見れない。

「んじゃ、HR終わり。授業中寝んなよ~」

と言って先生は教室を出ていった。