....な、なにがごめんなさいだ!
謝るようなこと、言われてないのに!
てゆーかこの状況でごめんなさいって、いちばん最悪の返し方じゃないの!?
違うんだ私は、こういうときの正しい返し方とか、そういうの、わかんなくてごめんなさいって意味で言いたくて!
....また間違えたーーー!
うわー!と叫びたい気持ちで、階段をかけ上がる。
私は里菜やチョコちゃんのように、『想われること』に慣れてない。
当然、あんなこと言われて、さらりとかわすことなんてできない。
無理!わかんない!経験なさすぎる!!
だとしても、あの『ごめんなさい』はさすがにありえないーー!!
恋愛下手すぎるだろ私ー!!
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「そりゃあんた、間違いなく馬鹿だわ」
チョコちゃんに呆れた目をしてそう言われたのは、昼休みが始まってすぐのことだった。



