キミじゃなきゃダメなんだ



私は、うろたえた。

言葉が、上手く出てこない。


....先輩、は。


やっぱりまだ、私のこと。




「....っ、わ、わかります、けど」

「うん」

「..........」

先輩は、やっぱり私の反応をちゃんと待ってくれてる。

でも、なんて言ったらいいのかわからない。


....友達、だよね?

でも先輩はきっと、そんなつもりはないんだ。


私、安心してた。

友達になれば、そのうち先輩も私のことなんか好きじゃなくなるって、思ってた。

私、ホント馬鹿だ。


....こ、こういう風に想いを伝えられるなんて、思ってなかった...!




「.....~っ、ご、ごごごめんなさいー!」



そう叫んで、靴箱の方へ逃げた。