「じゃあ、どこから飛び降りるの?」
「死ぬなら楽に死にたいです。できれば寿命で」
「君は長生きしそうだよね」
「えっ、そう見えますか!?」
ぱあっと顔を明るくすると、先輩はまた眉を寄せた。
「...嬉しいの?僕はだいぶ馬鹿にして言ったんだけど」
「嬉しいですよ。私、百歳まで生きるのが夢なんです」
「幸せだね。そんなに生きてどうするの」
「世界中の遊園地を回って、美味しいものを食べて、未練なく死にたいです。私は真剣です」
「君の夢は大きいね」
そうかな?
頑張れば、いけると思うんだけど。
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