キミじゃなきゃダメなんだ




「....ふーん...」


先輩の頬に、ちょっと赤みが増す。すると私、調子に乗り出す。これはもう自然の摂理です。


「えーっと!みっつめはぁ、とにかく可愛いとこです!」

「.....前に、嬉しくないって言わなかったっけ」


先輩の声が低くなった。

三つ目に、よりによってそれが来てしまったことが不満らしい。



「...先輩、たぶんちょっと勘違いしてますよ。女子っぽい可愛らしさじゃないんです。キュンとする可愛さです」



うん。女子ならこの差、わかってくれるはずだ。

ハァァンてなる。どんなだ。

いやハァァン。これ。間違いない。


「...違いがわかんないよ」

「えー、例えば今日のメールとか。私、悶えましたもん」


教室で叫ぶかと思った件のメールは、ちゃんと私の携帯の保護フォルダに収められている。