キミじゃなきゃダメなんだ



「ひ、う、うわあああああ」


思ってた以上にたっけえな!!なんだこれ怖い!!


すごい勢いで走るジェットコースターに、私は先輩のことを棚にあげて翻弄されまくった。

久しぶりに乗るジェットコースターって怖い!



「おつかれさまでした~」


お姉さんの明るい声を聞きながら、ジェットコースターを降りる。

髪ぐちゃぐちゃだし。楽しかったけどそれ以上にびっくりした。こんなに怖いものだっけ....


髪の毛を整えようと腕をあげると、先に先輩の手が髪に触れた。

そのまま手ぐしで髪をとかされて、くすぐったいような恥ずかしいような気分になる。


歩きながらそれに耐えていると、頭上からフッと笑い声が聞こえた。


「百合、あんなにウキウキして乗ってたのに....」


顔を上げると、肩を震わせて彼は笑っていた。うわー!