キミじゃなきゃダメなんだ



「だからねー、もう超行きたいの!ねー今度行こうよー!」

「えー....遊園地なんて人が多いから嫌よ」

「ええー!」


ちなみに、私とチョコちゃんが盛り上がってる隣では、恒例のように里菜と松原先輩が盛り上がっている。


「もぉーやだぁ、松原せんぱーい」

「あはは。里菜ちゃんかわいいな~」


....このふたり、いつになったら付き合うんだ。

もうすでに雰囲気が、カップルのそれなんですけど?


そしてそして、松原先輩がいれば、汐見先輩もいるわけで。

彼は今、何故かすごーく不機嫌な顔をしている。



「....汐見、先輩?」


私たちのすぐ近くに座りこんでいる先輩に、恐る恐る声をかける。

だけど返事はない。どうしたんですか。


松原先輩に会いたい里菜についていって、ここに来たときには、汐見先輩は既にこの状態だった。


首をかしげる私に、松原先輩が「俺が怒らせたんだよー」とのんきに笑った。