[続]星に願う

沙亜羅side


係の人に連れられるままに、控え室へ。

中に入れば


「待ってたよー!」


「主役!」


「遅い。」


「早く座って!」


「沙亜羅ちゃん、待ってたのよ!」


上から、舞邪、咲良、三鈴、紗柚奈ちゃん、大我のお母さんの5人が居た。

後、おじさんも。


「沙亜羅、泣いた?」


紗柚奈ちゃんが近づいて来て、瞼を撫でられた。


「あはは。うんちょっとね。」

「大我くんに何かされたの?」


顔を歪める紗柚奈ちゃん。大我のお母さんも顔を歪めてる。