[続]星に願う

「うるせぇよ。く…親父。」


「くってなんだよ。」


煌祐が突っ込んで来る。


「うるせぇ。」


糞親父って言おうと思って、辞めた。

こんな日までそう呼ぶ事はないだろうって思ったから。


「大我お前、式が始まるまであいつに会わないってマジで言ってんのか?」


架瑞が顔をしかめて聞いて来た。


「あぁ。楽しみはとっとくもんだ。」


そう言えば呆れたように笑った、5人だった。


本当は見たいけど、見たら泣くなって思ったから、辞めたんだ。