[続]星に願う

それが分かったのか沙亜羅が


「後でね。大我!」


って笑ってくれた。

控え室に行けば、七海緒と架瑞、蓮祐、煌祐、親父が居た。


「大我!どうだった?沙亜羅ちゃんは。」


ニヤニヤしながら七海緒が聞いて来る。


「怒らせた。」


「はぁ?!」


七海緒の顔が歪む。

何したんだよって言いたいみたいだ。


「…話してないから…来る時に…沙亜羅が怒ったのか?」


さすが蓮祐。

認めたくはないけど、沙亜羅の事を分かってる。

それに頷けば


「なぁんだ!単語で話すの辞めろよな。いい加減!」


んなこと言われても無理だ。

って思った。