「マジで食ったのか?」


食べ終わった皿を達哉が凝視する


「18皿食べた!」


「咲良12!」


「沙亜と咲良どんだけなのよ…。」


三鈴が呆れた声で言って肩を竦めた。

だって好きな物だもん。

会計でお金を払おうとすれば


「良い。奢る。」


って達哉が言った。
咲良と三鈴はありがとうって言っていたけど私は


「駄目。私の分は払う。」


頑として譲らなかった。


「良い。あとでなんか奢ってくれ。」


な?って言う達哉に負けて奢ってもらった。