「ありがとう大我。」


大我の側に行って言えば


「いや。」


って言って顔を背けた。

照れてるな。

クスクス笑えば頭を軽く叩かれて拗ねた大我。





本当にいつまでも願いたい。
この幸せが続くように。

高校の時星に願った。

今もまた、星に願う。


「皆が幸せでありますように。」


小さく呟いたこの声が届くかは分からないけど


本当に皆幸せでありますように。


「始めるか!」


「「「「「はーい」」」」」





―――――――完―――――――