そう言ったら嬉しそうに笑う松伏さん。

なんでだろう?


「では、行きましょう。」


なぜかご機嫌で足を進めた松伏さん。

私の頭の中は?マークでいっぱいだった。



―定食屋さん―


お昼時だからか、お店の中はサラリーマンらしき人で溢れかえっていた。

30分くらい待てば、2人席に通された。

定食屋さんとは思えない感じの、綺麗なお店。


「ここ、3ヶ月前くらいに新しくしたらしいんですよ。明治頃から続いてるお店だと聞きました。」