[続]星に願う

「沙亜羅を泣かせるなんてどういう事かしら?え?」


押し黙る大我。


「他の女の口紅なんて付けて帰って来て、信用しろ?ふざけんじゃ
ないわよ!?

次沙亜羅を泣かせたら、あんたに二度と会わせないからね。」

「ちっ。分かった。帰る。」


「またな沙亜羅ちゃん。」


お義父さんに手を振られて本家をあとにした。


家につけばベッドに連れていかれてキツく抱き締められた。


「ちょっ、さすがに痛いよ。」


痛いと訴えたら力が弱まった。


少しだけど!本当に少しだけど!