[続]星に願う

「…………あー。」


ガシガシ頭を痒く大我。

めんどくさいって思われたよね。

離婚しよとか言われるかな?

そんな事を考えてれば、だんだん目に涙が溜まる。


「俺の考えが足りなかった。お前が嫌がるって知ってたのに…悪かっ
た。」


……"嫌がるって知ってたのに"?って言う事は


「確信犯?!」


「悪かった。」


嫉妬して欲しかった。


そう言った大我。


途端に脱力する。


すぐに私を支えてくれる大我の頭にチョップして


「馬鹿じゃないの?」


って笑いながら言った。