[続]星に願う

「っ!!親父くんなよ!!」


廊下に居るであろうお義父さんに向かって叫んで、扉を閉めた。


「なんでって迎えに来たんだろーが。」


「別に頼んでないし。」


そんな会話をしながら着替え続ける私。


「っ…。悪かった。」


大我が悪いんじゃないよ。私が悪いんだよ。

そう言えたらどんなに良いか…。


「別に。」


口から出るのは可愛くない事ばかり…。


「家でゆっくり話そう?な?」


でもやっぱり良い気はしなくて


「……嫌。」


だって、理由があるかもだけど、旦那が他の女の口紅なんて付けて
帰って来たら嫌でしょう?