そう言えば、「よかった」と安堵の表情を浮かべていた。 どうやら、さっき謝っていたの本気だったらしい。 ごめん。中田君。 …中田君の本気が怪しくなってきてます。 「よーし!じゃあこの冊子は中田君が配ってねー!」 「え、ちょ…1人でやるの?」 「え?そうだよ?あれ、遅刻したの誰だっけ?」 「う…はい」 そうして半ば強引に中田君に仕事を押し付けて、私は屋上に向かった。