「や…。朔ってよく食べるなーと思って」 しかも凄く美味しそうに。 それがなんだか子供みたいで可愛いなんて思ってしまったけど。 そんなことは口が裂けても言えないし、言うつもりもなかった。 「そりゃね、一応男子高生ですから」 「食べ盛りなんだよ」なんて言って朔はまたパクパクと食べ続ける。 私は1皿食べるだけでかなりの量だったのに…。 「ご馳走様」 朔は簡単に食べ切ってしまった。