「最初朔さんを見た時は俺、敵意剥き出しでしたけどね。俺を弟じゃなくてどっかの男かと思って嫉妬したでしょ?あれ、結構好印象でした」 ケラケラ笑う夏輝に対して、俺は恥ずかしい思いでいっぱいになる。 あれはダサかった。流石に。 弟に嫉妬するなんて。 しかも、あの時初めて自分が嫉妬するほどちあに惹かれてるのかと実感した時だった。 「朔さんなら、姉貴を任せられます。でも、もし姉貴を泣かせることがあれば容赦はしませんよ」 真っ直ぐとした瞳に見つめられ、俺も強く頷いた。