「俺の部屋で寝ればいいよ。それでいいよな?夏輝」 「え、あぁ。はい。ありがとうございます」 とりあえず、夏輝は俺の部屋ということで落ち着いた。 「…無防備ですよね、姉貴。朔さん大丈夫なんですか?」 晩飯の準備中、唐突に夏輝に聞かれたのはそんな言葉で。 「大丈夫って、何が?」 まさかとは思ったけど、コイツには色々見透かされてそうだ。