あれから数日。 まだ陰口は言われるものの、イジメはすっかり消えていた。 朔は朔で、相変わらずの女子からの人気。 「…なんであんなにカッコいいのかなぁ?」 「ちょっと千秋、素直すぎ」 真希に呆れられながらも、朔を好きになってしまった私はちょっと妬いてます。 でも、昼休み4人でお昼を食べる習慣はもう定着していて。 その時間だけが、唯一学校で朔と喋れるんだ。