クールなヒーローに甘いお菓子を。





朔が見えるのは、グラウンド横の体育館倉庫の裏。



急いで向かうと、案の定そこには朔がいて。







「お前ら、いい加減にしろよ?」


聞いたこともないくらい低い朔の声がした。





「な、なんで本郷君がここに… ⁉︎」

「藤堂が来るはずなのに…!」



慌てふためく女達。


朔の傍にいた数人の影は、やっぱりいつも私を呼び出すあいつらだった。




その女達のセリフを聞いて、やっと私の仮定が本物になった。