「ちょ、ちょっと待ってよ!なんで契約更新してくれなかったの !?」
私は今、お母さんが借りてくれたアパートで一人暮らし。
その契約が切れたら、当然もうそこには住めなくなる。
『え、だってこれ以上あなたの面倒見るの疲れたんだもの』
「……ッ、」
一瞬。本当に一瞬だけ鼻がツンとした。
『だから、私の友達の家にお邪魔させてもらってね?迷惑かけちゃダメよ?』
淡々とそう話すお母さん。
もう、そんな彼女と会話をすることさえどうでもよくなってきた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…