私は何のへんてつもない高校生。授業中や昼休みだって窓の外をずっとながめてる。
「さきー。何ぼーっとしてんのよ。外ばっかみてたのしい?」
私ははっと我に返る。私に声をかけてきたのは浅田波。意気投合してすっごく仲良し。
「ごめん。今日いっしょにご飯食べる約束してたね。」
私は急いでお弁当箱を出しいすを持ってきた。私のぼーとぐせはすべてを忘れさせる。
「わー。今日のさきのお弁当しぶっ!!お前はばーさんか」
頭を素手でチョップされた。これもいつもだ。私は