けれど、なんども裏切られ母の心はボロボロだった もう、限界だったんだ それと、同時にアイツが憎くてしょうがなかった 殺したくてしょうがなかった それを、空に相談しようと空の家に向かうと アイツと、いつもの笑顔で笑う空が そこで、わかったんだ アイツの笑顔と空の笑顔が似ていることを それから、空を避け続けた じゃないと、空を傷つけることになってしまうから 空は悪くないのはわかっているのに、その笑顔を見るだけで思い出してしまうから