「お前らー、明日から夏休みだからって羽目外すなよー!!以上!!解散っ!!」


担任の言葉で、早かった1学期が終わった

今日は竜も真も族関係でいないから1人で帰ろうとゆっくり歩いていると


「__________パンッ」

渇いた音が聞こえてきた


興味本意で覗きに行くと、数人の女に囲まれている海が


何かを言われているが、グッと堪えるように黙っている海


はぁ、助けるか


「ねーね、何してんのー??」

俺の声に、振り向く女たちと驚いてる海

その、白い頬には赤く染まっている


「翼くん・・・!!ううん、何でもないの!!」

そう言って去っていった女たち

それを、見届けて海のほうをみるとしゃがみこんでいた