少し、先に行くと堤防があった そこに腰をかける 「ごめん…翼」 「なんで、海が謝んのさー。なんか、知んないけど無理しなくていいんじゃない?」 「翼は、何にも聞かないんだね」 「だって、言いたくないんだろー」 ゴロンと仰向けになる 太陽の光 青い空 白い雲 「翼さ、何にも考えてなさそうで頭いいよね」 「えー、俺頭いいのー」