「んー…。わかってるって。」


そういうと、ベッドの中で縮こまった私の体を暖めていた布団が勢いよくはがされた。


「ひゃにっっ!?」

なにっっ…と、言いたいものの寝起きだ。
口が回らない。


「おーきぃいい!ろぉ!!!!」


どなり声が、私の耳を占領した。


「わ、わかった!わかった!から…ね?」



と、私は飛び起きた。