「これじゃー、学校始まったらどうしよう。」


相変わらず、腕には手錠。

“愛の証!”とか言って、外すの認めてくれないし。



「何なのよ。」


「えー、監禁。誘拐…かな?」



ハッと、目の前を見ると、


本を読んでいる、あの監禁男子がいた。